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サトウデザイン 代表取締役/デザイナー 佐藤 大介さん

弦楽四重奏

 黄色をベースにしたポップで可愛らしい、プレイベント「関西フィルメンバーによる弦楽四重奏コンサート」のチラシのデザイン。見覚えがある方も多いのではないでしょうか?
 デザインをしてくださった、サトウデザイン 代表取締役/デザイナー 佐藤 大介さんにお話をお伺いしました。

佐藤大介さん

―広告代理店勤務を経て、独立された佐藤さん。独立された後の変化とは?
 鳥取県出身で、進学の時に関西に出てきました。デザイン事務所や印刷会社、広告代理店などに勤めていました。昔から美術展や博物館が好きで文化的なお仕事に関わりたいと思っていて、サトウデザインを立ち上げてからは自らアプローチしに行きました。今は、国立の博物館や美術館のパンフレット制作など、文化的なお仕事に少しずつ携われて嬉しいです。

―今回のチラシの注目ポイントは?
 『親子でたのしむ』がテーマだったので、ぱっと見て“音楽のコンサート”だとわかるように楽しげな楽器のイラストを入れました。それから、節分の日ということで、開催日の“2019.2.3”の“3”に、鬼の角をくっつけたところもポイントです。
 弦楽四重奏なので、弦楽器のイラストも4つです。弦楽四重奏って私も詳しくないように、一般の方にあまり馴染みのない言葉だと思うので、イラストを見て、「4つ並んでるから、4つの楽器で演奏するのかな?」とか、会話のきっかけにも繋がればと思いました。
 地域の方に来て頂くきっかけになるよう、堅苦しくならないよう、ポップなデザインにしました。

佐藤大介さん

―文化創造館へのメッセージをお願いします。
 私の出身地、鳥取県は山間部にあり文化的なものに出会う機会が少なく、アーティストの全国ツアーやライブもほとんどないのですが、大阪にはライブハウスや美術館、博物館などいっぱいあって羨ましいです。近所に気軽にアートを楽しめる施設がある、文化創造館のような施設ができるって良いなと思います。
 ‘音楽’って絶対聴かないといけないものではないけど、あると気持ちにゆとりができますよね。楽しいイベントたくさんして、まちの方々に活用されればと願っております。

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